良い道具を作るときのコツはユーザの80%が満足するものにすることです。別の言い方にすると、頻繁に使う(主流となる)利用用途に合わせてつくられるべきです。全員を満足させようとすると、80%のユーザにとって不要、もしくは邪魔といっていいものが付加されてしまうからです。
業務の根幹であるデータベースの周りのプログラムは、その業務や案件の特色の影響をもろに受けます。そのため、十人十色といっていいほどに多様化します。システムによりけりというものです。
つまり、合わせるべき主流となる利用用途はないのです。なので、無理にフレームワークを作ろうとすると、あらゆる使用用途を想定することになるため、うんざりするような多くの設定や規約をつくることになってしまいます。
さてさて、それではどうしたいいのでしょう。
