2020年03月22日

『さまざまな種類の臨床検体におけるSARS-CoV-2(コロナウイルス)の検出』について

「ステルス感染」が新型コロナの爆発的流行を起こす 「検査、検査、検査」を呼びかけたWHOの波紋を参照しています。

Detection of SARS-CoV-2 in Different Types of Clinical Specimensという米国の医学雑誌へ中国から投稿された論文によるものです。論文自体の主旨はコロナ感染者において、色々な検体からPCRによりコロナウイルスが検出されまして、呼吸器系以外の組織にもウイルスが広がっているようだ、というものです。

その臨床の調査の中で、検体・感染者により検出できる/できないという結果が得られていまして、参照した記事ではこれをPCRの感度として引用していました。それによると、所謂「ドライブスルー方式」などで行われている「鼻ぬぐい液」や「喉ぬぐい液」を利用した検査では検出率が以下のようでしたということです。
 鼻ぬぐい液:63%(5人/8人)
 喉ぬぐい液:32%(126人/398人)

論文で「検体数が少ないパターンがある」と言われているとおり「鼻ぬぐい液」については微妙かもですね。
追試が行われて検体数が増えると「鼻ぬぐい液」のPCR検査の有用性がわかると思われます(さすがに63%では、検査をすり抜けてしまう可能性が高いですから)。




posted by 台北猫々 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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