サーカスの綱渡りの足場(出発する高い所)にいました。
隣を見ると、不機嫌そうな全身黄色のピエロがいました。
ピエロは、私に早く綱渡りしろと促します。
しかし、渡る先の方を見ると綱が結ばれているわけではなく、ただ引っ掛けてあるだけなのです。とても、渡ることができません。私が逡巡していると、
ピエロが「どうしたん?早く渡らんかい」と言います。
私は「綱の先、引っ掛けているだけですやん。一歩で落ちますよ。危険です。」と言いますと、
ピエロは「昨日は、直径15cmの火の輪くぐりをノリノリでやったやんか」と言います。
私がそんなことを・・・全然知らない。ていうか、どうやったんだ・・・?
ともあれ、この綱は絶対渡れないと思いましたので、
私は「それでも、これは無理です。」と言いますと、
ピエロは「はい。出ました。最近の若手は、やりもせずにすぐに『無理』や。」と理不尽なことを言い出しました。
私は「そういうことでは、ないですやん。これは確実に落ちますやん!」と言うと、
ピエロは「きた!逆切れや。切れやすい若者や。」などと言い出す始末です。
しかたなく、私は綱を渡り始めましたが案の定・・・。
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