2008年04月18日

プログラミング言語比較の巻(3)

RubyとJavaについて

Rubyは、正直たいしたものだと思います。洗練されたオブジェクト指向というのでしょうか。プログラミングを楽しめる言語いうのも頷けます。欲しいメソッドが欲しいインスタンスに準備されているのですよね。

ただ、贅沢なことをいうと、Rubyに型宣言(変数宣言時の型を指定すること)が付けば、いいなあと思います。

私は、ふと思ってしまうのです。スクリプト言語に多くある型宣言をしなくていいということで、本当にプログラミングは楽になっているのだろうか?と。実はデメリットの方が大きいのでは?と。

というのは、型宣言がないとIDE(統合開発環境)の効果がほとんどなくなってしまいます。静的なエラーチェックや、候補表示による入力支援などできないですからね。(一部、PHPなどでは、コメント内に変数の型をアノテートすることで入力支援が可能になるものもあるようですが、実際やるとなると厳しいなあと)

私は、ここ数年で最もプログラマーを助けたのは言語やフレームワークではなく、Eclipseだと思っています(Javaに限ってしまいますが)。Eclipseの入力支援、リファクタリング、文法チェックなどの機能は卓越していると思います。これらの機能により、プログラマーが覚えておかなければならないことが軽減するからです。

JavaとRuby、StrutsとRailsを比較すれば、Ruby側の方が生産性が高いかと思いますが、これにEclipseが加わった場合はどうでしょう?ある程度の規模になった場合は、Javaの方が結局生産性が高くなると思います。

近年、開発技術は複雑化の一途を辿っています。そういった情勢の中で、IDEの存在は必要不可欠なものになっているといえます。
なので、RubyがもっとIDEとの相性が良くなってくれればなあ、などと思ってしまう今日このごろです。猫

posted by 台北猫々 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コラムみたいな